セルロースファイバーとは新聞紙を主な原料として造られる木質系断熱材です。
原料が木質繊維であるため、人体への影響も少ない自然素材のエコな断熱材です。
さらに、天然繊維であるセルローズファイバーは、人口繊維より優れているところがたくさんあります。
その一つに自然が作った小さな空気の粒にあります。太さが均一で、硬い針のような人口繊維に比べてセルローズファイバーは、様々な繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞を創りだします。この空気胞の存在が一層熱や音を伝えにくくします。
さらに木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。
高い断熱性能の他に、調湿性能、防火性能、防音性能、
防虫性能などここまで多くの性能が備わっている断熱材は
ほかにありません!
セルロースファイバーの最大の特徴、それは調湿性能の高さによる結露防止です。
新聞紙といえば、濡れた靴の中に入れて乾燥させるときに使用します。それは、新聞紙が高い吸放湿性能を持っているからです。セルロースファイバーはその新聞紙からできているため、高い吸放湿性能を発揮します。この調湿性能の高さにより、梅雨のジメジメした時期に高い吸湿性能で空気中の湿気を吸い込む働きをしたり、冬場の乾燥した時期には、放湿性能で空気中に湿気を吐き出し、湿度を調整するので結露の発生も防ぎます。
セルロースファイバーは素材を固めるために、ホウ酸団子・ゴキブリ団子といった防虫剤に使われるホウ酸系薬剤が添加されているため、防虫・防カビに高い効果を発揮します。また、ホウ素系薬剤は眼科で目の洗浄に使われているほど人体には悪影響のないものですので安心です。
セルロースファイバーは繊維が細いので、壁の中に隙間なく高い密度で充填されます。そのため、配管などの障害物で発生しやすい断熱欠損(断熱材の施工密度が低くなる部分)がほとんどないため高い断熱性能を発揮します。また繊維の絡み合いが空気の層を作ることでさらなる断熱性をもたらすのです。
セルロースファイバー工事なら、当店にお任せ下さい。
断熱工事のみの分離工事もOKです。お気軽にご相談ください。
新築時の断熱を何にしようか迷っていました。
ロックウールから発砲ウレタンにグレードアップしようとしていた時に、たかはしさんよりセルロースファイバーを薦めていただき検討した
結果、採用そして施工、すべての面において大正解でした。
和風で家は立派なのですが隙間風が多くもう諦めていました。
ブロー方式のセルロースファイバーがあることを高橋さんから聞いてこれしかないと施工をお願いしました。
断熱はもちろん 音の効果には驚かされました。もっと早くしとけばよかったと思うほど満足しています。
吹き抜けがあるので いかに断熱を良いものにするかが家の快適さに大きく関わるので慎重に検討しました。
合わせて熱交換型の気調も採用した結果、リビングのエアコン1台で家中の空調が賄え、
温度差の無い快適な住まいになりました。色々アドバイスありがとうございました。
この地域以外にお住まいの方はご相談ください。